温泉に浸かって考えた、お魚な気持ち。
私は温泉が大好きです。湯船に永遠に浸かることもできますし、サウナに入って汗を流すのも好きです! なんでそんな話をしたかと言いますと、ある番組を見た後、温泉に浸かっていて思ったことがあったのです。本日はそんなお話。
その番組がこちら。
「海の温暖化によって魚の回遊パターンが変化しており、魚種によって漁獲量が激変している」という現状を取材したドキュメント。
・・・なのですが、本日はもっと身近な部分に注目。なんせ、温泉に入っていて思ったことですから・・・笑。
それは、海水温度上昇の話。地球温暖化の影響で、海の温度はやはり上がっているみたいなんです。番組によると、
日本周辺の海水温は2022年7月で見ると、過去30年の平均値と比較して2〜4℃高くなっている海域が多くあるとのこと。しかも、こうした傾向はここ5年ほど続いているんですって。
これ、人間からすると、「2~4℃くらいの上げ幅なら、そこまで問題なくない?」って思っちゃいますよね。正直私もそうだったんです・・・。
でもね、私は温泉の湯船で気づいたわけなんです!!!
そこの温泉は、湯船がいくつかありまして。で、各湯船には温度計がついているんですね。ちょうど今入っていた湯船が「42℃」。い〜い温度です!「とりあえず、いろんな湯船に入っときたいなー」って貧乏心で次の湯船に入りますと、けっこう熱めに感じます。温度計をみてみると、「44℃」。
水温2℃の違いって、けっこうエグいじゃんか!!!
と感じたわけなんです。よくよく考えてみると、私たちが生活する気温はあくまで空気。気体です。一方で、水温は当然液体。熱伝導率が全く違いますよね!!もうね、海は熱が伝わる伝わる。
しかもです。私たち人間は汗をかくなどの体温調節が可能ですし、熱ければ湯船から出たらいいですよね。しかーし!!お魚たちには体温調節機能がないですし、住んでいる海からは脱出することはできないわけなんです!! 温泉の2℃でも熱いし、ましてや4℃も高かったら茹だるわ!!って感じ。これは確かに、死んじゃう個体も多く出ますし、回遊パターンを変えてしまうのも納得の超悪影響です・・・。
ということで、温泉にのんびり浸かっていたら、なんかお魚に感情移入してしまったというお話です。なんとか、持続可能な環境を維持していきたいですよね・・・。
気づいてみれば、本日でブログを始めて2ヶ月が経ったとのこと。いつもいいねやコメント等いただきまして、本当にありがとうございます。話のネタにでもなるような、少しでもお役に立てる記事を書いていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
それでは、また。
▼海つながりで、イカのお話も。ご興味があれば。▼