食品開発男子のゆる〜いマナビブログ

30代食品開発系男子の学びと日常のゆる〜い雑記ブログ

そこにあるはずがない!? 「海」のミステリー!

う〜み〜は広い〜な〜大き〜いな〜🎶

海、それは私たち生き物を育む母なる存在。海、それはパーティーピーポーのBBQすらも笑顔で見守る器の持ち主。海、それは若人が叫ぶ青くさい想いも包み込む大きな存在。・・・どんな存在やねん。

 

海。ふだんは意識しないですが、地球の表面の70%を覆っており、地球が「水の惑星」とも呼ばれる所以ともなっています。この海がなかったら、現味のすべての生き物は存在していなかったと言っても過言ではありませんよね。

 

本日は、そんな「海」にまつわるお話を。

 

海は!!広いな!!大きいな!!

 

今回ご紹介する番組はこちら。

 

www.nhk.jp

 

この番組はですね、めちゃめちゃ面白かったんですよ。内容も盛り沢山でして、何回かに分けてご紹介しようと思います。

 

なんで海ができたのか?

 

この単純な問いが、いまだに解明されていないんですよ・・・。びっくりじゃないですか?

 

今回は、「地球に海が存在している不思議さ」について、ご紹介しようと思います。もうね、地球に海があることがそもそもミステリーなのですよ・・・。本来、地球には海なんかないはずなのに、なぜか海は存在している・・・って感じ。意外すぎる〜。今回は、「本来地球に海がない方がしっくりくる理由」にしぼって説明しようと思います。

 

 

まず大前提として・・・

液体の水が存在しているっていうのが、まずはとっても奇跡。どういうことかと言いますと。

太陽系ってあるじゃないですか? 太陽から近い順に水星、金星、地球、火星、木星土星天王星海王星って惑星が存在している感じ。

 

理科で見た図!水金地火木土天冥海って覚えませんでしたか?

http://rikamato.com/2017/12/07/3_18/

 

これら惑星の内、表面に海があるのは地球だけなんです。地球、すごくないですか? なぜかというと、太陽と惑星の距離が近すぎると高熱になって水分は蒸発してしまうし、遠すぎると凍ってしまって固体になっちゃうんですね。液体のまま水が存在できるのは、地球と太陽の距離がちょうど良かったからなんです!! なんという強運!! この水でいられる距離のことを「ハビタブルゾーンって言うんだそう。 仮に地球に液体の水が存在していないと、当然海は存在していないですし、生き物も存在しません。 まずはこの「ハビタブルゾーン」に地球があることで、海が成り立つわけです。

 

でも、これって、「海がなんでできたのか?」を説明しているわけじゃないですよね。「海ができて、それが液体として存在していられた」ということだけです。「いつ・どこから海の水は供給されたのか?」が今回の問いなわけですね・・・。

 

 

さらに、地球に海があることの謎が・・・

地球などの惑星が誕生する際、宇宙のチリやガスが集まってできたわけなんですが、このチリやガスは太陽からの距離によって、氷(=水分)を含むものと含まないものとに分かれます。その「水分の有無」を分けるラインを「スノーライン」と呼び、太陽に近い水星~火星までが水分を含まず、太陽から遠い木星海王星までが水分を含むチリであると考えられています。

 

スノーライン!

http://planetary.jp/MMX/overview/MMX_170412.html

 

太陽に近い「スノーライン」より内側は水分が全て蒸発してしまうため、岩石質の物質でできているということなんです。 地球が太陽系のどこにいたのかを思い出してください・・・。 水星〜火星の部分ですよね? つまりですよ・・・、地球は水分を含まないチリが集まってできたわけなんです!!! そのため、地球には理論上、水分を含む海ができるはずがないということ!! きゃー!!!! ホラーだわー!!

 

でも私たちは知っています。あの塩っぱくて、青春を受け止めてくれて、どこまでも広がる青い海を。なぜ、そこにあるんでしょうか?

めちゃくちゃ気になりますよね? 次回につづきます!

 

ということで、今回は「地球に海が存在するミステリー」のご紹介。この話は膨大なので、数回に分けて紹介していこうと思います。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。