食品開発男子のゆる〜いマナビブログ

30代食品開発系男子の学びと日常のゆる〜い雑記ブログ

しあわせは歩いてこない!? 歩き方は3種類に分類される!!

しあわせは〜歩いてこない〜だから毎日ゆくんだね〜♫

一日一歩、三日で三歩🎶

 

はい、みなさま、毎日歩いてますか?

ウォーキングは健康増進のもとと言われていますし、歩かないだけでも運動不足になります。人間だって動物です。歩かないなんて、自然に反した状態とも言えますよね。そんな生きる基本とも言える「歩行」。本日はこちらの学びをお届けします!

 

一日一歩!

 

本日の番組はこちら。

 

www.nhk-ondemand.jp

 

動物園のバックヤードの特集でした。ホワイトタイガーの飼育やら麒麟の繁殖やら、とっても気になる話題は多かったのですが、私が最も気になった情報がこちら。

レッサーパンダはなぜ2本足で立てるのか?という話題で出てきたこの事実。

”哺乳類は大きく3種類の歩行方法に分けることができる!!” 

そうなんだ!?みなさん、知っていましたか!?

 

考えてみたら、これまで歩行方法なんて全く意識したことがなかったです。同じ人類で「歩き方がガニ股で特徴的だな〜」とか「やたら大きな音立てて歩くな〜」とか感じることはあったのですが、そもそも歩行方法が色々あったとは!!

 

ということで、歩行方法をご紹介!

 ①肢行性(しこうせい)

 ②蹄行性(ていこうせい)

 ③蹠行性(しょこうせい)

なんか、名前難しいっすね・・・

 

①肢行性(しこうせい)

かかとを上げて足先だけ地面につける歩き方。つま先だけで地面を蹴って走るため、歩幅が広がって速いスピードで走ることが可能。かかとは上がった状態のため、安定性は欠けるものの走行性は長けていて、静かに忍び寄ることや、急旋回も可能。イヌ科(犬やオオカミ)やネコ科動物(ライオン、ヒョウとか)のようなハンター動物に見られる歩行方法!!

 

ネコ科のあの関節っぽいの、かかとだったんだ!?
https://ameblo.jp/oldworld/image-10019021990-10011305486.html

 

 

②蹄行性(ていこうせい)

爪だけが地面につく歩き方。人だとバレリーナの様なつま先立ちの状態・・・!足全体の長さを使うことで、肢行性よりも更に速く走ることが可能。肉食獣から逃れる草食獣(馬とかキリン)に見られる、疾走のスペシャリスト的な歩行方法!!

バレリーナはウマに最も近い人類・・・?
https://ameblo.jp/oldworld/image-10019021990-10011305486.html

 

③蹠行性(しょこうせい)

足の裏をかかとまで地面につける歩き方。足裏全体を地面につけるので、安定して直立することができるが、速く走ることはできない。直立した時に安定するので、よく立ち上がる動物(人間、サル、レッサーパンダとか)に多く見られる歩行方法!!

 

大地を感じる!
https://ameblo.jp/oldworld/image-10019021990-10011305486.html

 

つまりですね・・・

 ・速く走るためには、いかに先っぽだけで歩くか?

 ・安定して立つには、いかにかかとまで着けるか?

という、「速く」と「安定」がトレードオフの関係になっているわけなんです!!爪やつま先だけで歩く①②は4足歩行じゃないと歩けないけど、速く走れる。一方で、かかとまでつけて歩く③は2足歩行できるけど、速くは走れない。万能なんてないんだ!という良い例ですね〜

 

人間がどんなに速く走ろうとしても、時速44.72 km/h( 2009年ウサイン・ボルトの世界記録)ですが、ウマなんて競走馬の平均時速が約60km/h。これは、努力うんぬんじゃなくて、完全に足の構造ってことですね。まさか、ウマがあんな限界ギリギリの爪先立ちをしていたなんて・・・速さに対する貪欲さが、遺伝子レベルで違ったわけですね・・・・

 

 

ということで、本日は「歩行」についてのご紹介でした。

歩き方、面白いですね〜

本日もお付き合いいただき、ありがとうございました!

それでは、また。