食品開発男子のゆる〜いマナビブログ

30代食品開発系男子の学びと日常のゆる〜い雑記ブログ

自家製イオンヨーグルト!! 完結だー!!

3月ですね〜。なんだか、一気に春めいてきましたね!早く春よこい!みなさん、いかがお過ごしでしょうか?

 

月末月初恒例の「今月のヨーグルトツイートまとめ」になります。ヨーグルト、食べてますか!? 今回も2日に分けてのご紹介!

 

本日は、「2月の自家製ヨーグルト」についてのご紹介!!

 

▼ちなみに、1月の自家製ヨーグルト作りはこんな感じ▼

learningwalk.hatenablog.jp

 

 

2月もいろいろ仕込みましたよ〜

 

 

 

先月からトップバリュの「ビフィズスプレーンヨーグルト」を種菌に使用して、自家製ヨーグルトを増やしています! 自家製?種菌? なんのこっちゃい?という方、こちらの記事をご参照ください。

 

learningwalk.hatenablog.jp

 

買ってきたヨーグルトを植え継ぐ→自家製ヨーグルト1継代目が完成→1代目を植え継ぐ→自家製ヨーグルト1継代目が完成→〜〜→自家製ヨーグルト4継代目が完成

と繰り返して4継代目までヨーグルトを作っていくのが流れになります!!

 

今回は、3継代目のヨーグルト仕込み!

 

 

無事にできました〜〜

3継代目も種菌が90gで問題ありませんでした! 相変わらず、優秀な種菌ですね〜〜。

 

 

 

そして、いよいよ最後の4継代目にチャレンジ!!

 

 

まったく問題なくヨーグルトができました!!

これが今回のヨーグルトの仕込み条件のまとめになります。

 

 

ツイートにも書いていますが、種菌量を90gで作り続けられたのは初めてでした!!(大体の種菌は、2継代目の仕込みの際に、135g必要になることが多いです)

 

今回の種菌は、めちゃめちゃ優等生です!!

初めての自家製ヨーグルトでも失敗は少ないと思います!!!!!!

・・・いかん、興奮してしまいました・・・笑。

今までそこそこの種類のヨーグルトを作ってきましたが、今回のヨーグルトが作りやすさは最強だと思います!

 

ということで、2月は2回ほどヨーグルト仕込みのご報告。ベトナムに行っていた都合で、少し仕込み回数は少なめでした。こんな感じでヨーグルトに特化したTwitterをやっていますので、ご興味がありましたらお越しください!明日は2月の「ヨーグルト食べ方紹介」です。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

 

 

▼こちらがTwitterアカウントです▼

twitter.com

未知の飲み物との遭遇@ベトナム

だいぶ投稿に間が空いてしまいましたー・・・。ご無沙汰しております。完全に言い訳ですが、時差やら毎日の現地の懇親が続き、ベトナムに行っている間更新が全然できませんでしたー。。 いかが過ごしでしょうか? 日本に戻ってきまして、本日からまた更新を続けて参ります!!

 

せっかく色々とベトナムと経験をしてきましたので、ちょいちょいご紹介していこうと思います!(仕事柄、食べ物の話が多いですが・・・笑)

 

本日も、そんなベトナムの「ジュース」に関するお話です!

 

検索したらちゃんとでてくる「いらすとやさん」。スゴすぎませんか?

 

本日ご紹介するのがこちら! 

 

なにジュースでしょうか?

側面も。

まあ、ベトナム語は1ミリもわからないんですけどね・・・笑

 


・・・なんだかわかりますか? 写真の通り、何かの飲料なんです。 けど、全然見たことない食べ物ですよね? 「変色したソラマメ??」 いいえ、違います!! コイツは・・・

 

タマリンドのジュース

 

になります!! タマリンドって、なんだそりゃ〜!! 名前すら聞いたことない!!って感じですよね。

 

こちらの食材はですね・・・

 

こいつがリアルタマリンド!色の悪いソラマメじゃんか!と言うなかれ。

https://delishkitchen.tv/articles/829

 

タマリンドは、マメ科チョウセンモダマ属のフルーツで、アフリカの亜熱帯地域が原産です。
見た目は、大きなそら豆のような形をしています。
日本ではあまりなじみがありませんが、東南アジアやインドで盛んに栽培されており、タイやインドでは定番のフルーツです。

https://delishkitchen.tv/articles/829

 

とのこと。フルーツなんですね! 日本でも、実は一部食品に使用されていて、タマリンドガム」という増粘剤として使用されることがあります。私はむしろその増粘剤として知っていたので、「タマリンドガムって、タマリンドから抽出した増粘剤だったのね!?しかも、フルーツだったんだ!!」って感じでした。

 

www.tatourui.com

 

こんな感じで、日本のメーカーさんでも扱いがあります。飲料やデザート系で使用されているのを見たことがあります。

 

さて、そんなタマリンド「どんな味なのよ??」ってのが気になりますよね! 気になりすぎた私は、ベトナムのスーパーで迷わず買ってしまいました!!(私、海外の見たことない・食べたことない食材には目がありません笑)

 

早速飲んで見た結果・・・

 

炭酸じゃなくて普通のジュース。甘さはあるんですが、少しの酸味と独特で超マイルドなスパイス感がありました。わりとキレがあって、飲み後のスッキリ感あり!!これまで飲んだ飲料で似た味が思い当たらず、面白い味!!

 

という感じ。伝わりにくいと思いますが、ちょっとイメージできますか? 少しだけ香辛料が効いている感じですが、甘くてさっぱりと飲みやすいジュース。なかなかないですよね? 新鮮で面白い味!! これ、けっこう美味しいです!! きっと、生のフルーツも美味しいんでしょうね〜。インドやタイで食べられるみたいですね!! 是非とも食べてみたい。

 

そんな感じで、本日はベトナムで飲んだジュースのお話でした! ジュースひとつ取っても、新鮮な体験ができます! 海外って、面白いですね〜。 逆に、「ベトナムのこの飲み物面白かったぜ!」みたいなのがあれば、是非ぜひ教えていただきたいです!

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

ベトナム紀行! 一生分のアイツを1日で食べたんよ

いかがお過ごしでしょうか? ちょっと更新頻度が落ちてしまっています・・・。といいますのも、お仕事でベトナムに来ておりまして、時差やら会食やらで時間が読みにくい・・・!! という泣き言です。

 

せっかくベトナムに来ていますので、短めにベトナムならではをご紹介させていただこうと思います!

 

ベトナム~。平均年齢が30代の若い国!!

 

私が現在滞在しているのはホーチミンシティ。首都ではないのですが、フランス植民地時代の名残で、ベトナム内でも経済の中心値。かつて、「東洋のパリ」と呼ばれていたように、ヨーロッパの建築様式が多く残る街並みです。

 

で、ベトナムと言えば、海鮮料理! 日本向けの蛸や海老の輸出なんかもとっても多いです。また、魚介の加工食品メーカーさんもとっても多いんです。日本向けのむきエビやカット蛸の工場はもちろんのこと、エビフライや海老天ぷらなんかを作る工場も。

 

そんな海鮮大国ベトナムの底時からを見せつけられた料理と出会いました! それがこちら・・・!!

 



デカくないですか? これが出てきて、日本人勢はざわつきました・・・笑。

 

・・・何に見えますか? 比較で置いてある茹で海老が小さく見えますよね? けど、この海老、みなさんが食べる大きめのサイズの茹で海老なんです・・・。横に映る大きなヤツの正体は・・・

 

シャコなんです!!!

 

シャコって、こいつ??

 

・・・意外に食べたことがない!!
蝦蛄/青竜蝦(しゃこ)の意味・使い方をわかりやすく解説 - goo国語辞書

 

そう!あのパンチ力がすごいという噂で、お寿司屋さんでのみ見かけるあの子です!!日本では蒸したシャコしか見たことがないのですが、ベトナムだと揚げ焼き的な調理をされていました。上にはガーリックの効いたパン粉がたっぷり乗せられていて、「香草パン粉焼き風」でした。

 

海老のようで、海老ではないフォルム・・・!!
シャコ/しゃこ:旬の魚介百科 (foodslink.jp)

 

実はすごいパンチ力・・・!!
シャコで最強といわれるモンハナシャコとは?パンチ力や視力が凄い?生息地は日本も入る? - アスカラ~明日から身になるためのニュース~ (tenmainfo.biz)

 

 

腕が発達しているのがよくわかりますよね・・・!
カマキリみたいな爪!! これがとにかく痛いんじゃ!!

 

 

お伝えしたのは2点。

①めちゃめちゃ食べにくい!!

殻がしっかりとついているんですね。イメージは蟹寄りの海老。けっこう鎧みたいに手に刺さる棘が付いていて、殻を外すのが困難・・・!! 手で食べないと、まず殻を外せません。しかも! 殻が外しにくいので、パン粉が飛び散る!! 皿の上はパン粉が舞い散ることでしょう。粉~雪ぃ~ねぇ~♪

 

②食感が面白い!!

フォルム含めて海老に近いので、食感も海老が一番近いです。でも! 海老よりも肉質が柔らかくて、けどプリっとしているんです!! 今まで食べたことのない独特な食感です!! とっても美味しいです。 特に、発達した腕の中の肉(蟹の爪てきな感じ)が、身が締まっていて一番美味しかったですね~。

 

正直シャコは今まで食べたことがなかったので、とっても新鮮な体験でした。何よりも、デカい!! インパクトがすごいです!! コース料理だと、これが1人1匹でます。 かな~りビビります。

間違いなく「これまでの人生トータルのシャコ食べてる量を今日1日で上回った」ですし、間違いなく「人生で一番シャコを食べた日」であったでしょう。一生分のシャコを食べた気がしています。もちろん、機会があればまた食べたいくらい美味しかったです! 本日はそんなご報告。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

恐竜の「声」ってどんな感じ!? 最新研究で判明した!?

いかがお過ごしでしょうか? 本日は関東がとっても気温が高かったようで。春も近いのかもしれませんね! 元気が出ます!!

 

 

さて、本日は久しぶりに論文をご紹介しようと思います。テーマは、「恐竜」。ロマンだー!! 日本発で世界初の発見がなされたようなので、論文から最新の発見をご紹介しましょー。

 

恐竜はどんな声で鳴くの!?

 

本日ご紹介する論文はこちら。

【プレスリリース】世界初!恐竜の喉化石を発見~恐竜 類における音声進化の第一 | 日本の研究.com (research-er.jp)

 

論文名:An ankylosaur larynx provides insightsfor bird-like vocalizationin non-avian dinosaur(鎧竜の喉頭がもたらす非鳥類恐竜における鳥類型発声への知見

北海道大学総合博物館・福島県立博物館アメリカ自然史博物館による共同の研究ですね~。Communications Biologyという雑誌に掲載されています。

 

今回の論文で最も新しい点は、「恐竜の喉頭の化石」が発見されたこと! これまで、見つかっていなかったんですね~。 で、これが見つかると何がわかるかと言いますと・・・。 喉の骨が見つかるということは、恐竜の「声」を考えることができるわけなんです!! 一般的には、恐竜(爬虫類)から鳥類へと進化していったと考えられています。つまり、恐竜と鳥類初期の「声」は似ている可能性があるわけ。けど、恐竜も、初期の鳥類も「喉頭の骨の化石」は発見されてきませんでした。だから、調べたくてもわからなかったわけなんですね。

 

ということで、見つかった「喉頭の骨の化石」。早速調べてみたわけです! 現代に生きている爬虫類や鳥類の喉の骨と比較してみたんです。そうすると!!

 

ダチョウとかの鳥類と喉の骨の構造が似ている・・・!!

 

ですって!! この結果から、恐竜類でも鳥類のような発声をおこなっていた可能性があることがわかりました。

 

今回喉頭が発見されたのは、ピナコサウルスという鳥系じゃないがっつり恐竜なタイプ。4本足の鎧系のやつです。それでも鳥類と構造が似ていたっていうのは、重要な事実ですよね~~。恐竜の「声」の研究、今後も楽しみです!!

 

これがピナコサウルス。で、紫の部分が喉頭です。
【プレスリリース】世界初!恐竜の喉化石を発見~恐竜 類における音声進化の第一 | 日本の研究.com (research-er.jp)

 

ちなみに、恐竜に似ているという噂のダチョウの鳴き声、ご存じですか? 私は知らなかったので、思わずyoutubeで検索かけてしまいました・・・笑。

こちらです。

 

本邦初!ダチョウの鳴き声、聞いたことありますか? - YouTube

 

なんとも言えない声ですねー・・・。こんな感じで恐竜はコミュニケーションをとっていたのでしょうか・・・? もしも希望を言えるならば、もう少しかっこいい声で鳴いてほしいかなーとか思ったり・・・笑。

 

太古の地球を闊歩していたという恐竜たち。ロマンですねー。こんな感じの声で鳴いていたのでしょうか? 是非実物も聞いてみたい!! 今後の研究が進んで、ティラノサウルストリケラトプスの鳴き声とかがわかってきたら、面白いですね~。 そんな日を夢見て。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

 

 

▼恐竜の化石が現代アートとして注目されているお話▼

太古のロマンと現代アート。 - 食品開発男子のゆる〜いマナビブログ (hatenablog.jp)

 

ナイチンゲール!! どんな超人だったんよ!?

うおー!カッターで手を切ってしまった・・・!とか、かけっこですっ転んで膝を擦りむいた・・・とか。そんな時に優しく介助してくれる看護師さん。ありがたいですよね〜。看護師さんといえば、思い浮かぶ歴史上の人物といえば、ナイチンゲール。名前はよく聞きますが、実際何をした人なのか知っていますか?

 

本日は、そんなお話。

 

ナイチンゲールさん!! 小学校の人物伝記で読んで以来かも・・・。

 

本日ご紹介する番組はこちら。

 

www.nhk.jp

 

 

いや〜、恥かしながらナイチンゲールさんについては、私あまり知らなかったのですよ・・・。「最初のナースさん的な?」くらいなイメージ。お恥ずかしい・・・。この番組では、ナイチンゲールの生涯をたどる内容でした。

 

本日は特に、「この時代、なんでナイチンゲールはすごかったのか?」ってことに焦点を当ててご紹介しようと思います。

 

まず、ナイチンゲールについて超ざっくりと。1820年、イタリア生まれ。裕福な家に生まれ、当時の女性には珍しく、様々な語学や学問を学ぶ高等教育を受けます。そして、家族の反対もなんのその、看護の道へと進んでいきます。31歳の時に単身ドイツに渡って看護の勉強をするなど、かな〜〜り芯の通った方だったみたいですね。説明がペラッペラですが、ナイチンゲールさんはそんな感じ。

 

そして、「ランプの貴婦人」や「クリミアの天使」と呼ばれ、一躍有名となるクリミア戦争へと派遣されていきます。クリミア戦争1854年に発生。当時オスマントルコとイギリスの連合がロシアと衝突した戦争です。戦争負傷者への看護が追いついていない状況がマスコミによって報じられ、国民の不満が高まります。そりゃあ出兵中の家族が怪我をしているかもしれないと思うと、待っている家族は気が気ではないですよね・・・。ということで、ナイチンゲールら女性看護師が初めて戦争へと派遣されたわけです。派遣されたのは、コンスタンティノーブル(現イスタンブール)。

 

 

今回の本題の、この時代の前提を少し書いてみますと・・・

・当時は「看護」という概念は存在しない

・何の物資も用意されていない

・まだ細菌も発見されていない

・もうね、糞尿だらけ

・当時の看護師は超低層階級の仕事だったので、看護団が現場を取り仕切る権利を得るのが超大変

・怪我ではなく感染症で亡くなる兵士が超多い

 

いやいやいやいや・・・。派遣されて行ったのに、地獄な環境すぎませんか!?

 

ナイチンゲールはこの状況でリーダーシップを発揮することで、一躍有名になるのです。しかも、かなり時代を先取りした取り組みもしています。例えば、人類初めての感染症への対策。具体的には、手洗いの徹底や包帯の煮沸などを取り入れ、衛生面への配慮を徹底して行ったんです。今でこそこれは当たり前のものですが、細菌も発見されておらず、感染症の原因もわかっていなかった当時では、画期的なことだったはず。だって、原因がわかっていないってことは、「自分にも感染る可能性がゼロではない」ってことじゃないですか。その恐怖と戦いつつ、めちゃめちゃ冷静な観察・対応をしつづけたわけですよ。そんなことできますか? すごいですよね〜。これによって、確実に負傷兵の死者数は低下していきます。

 

さらにさらに、ナイチンゲールは兵士達の心のケアに着目。兵士の家族へ手紙を書くことで、その返答を兵士達に渡してメンタルケアも行っていきます。夜には患者を見回ることで、安心感を与え、「ランプの貴婦人」と呼ばれるようになるわけです。正直メンタルケアの概念って、最近できてきたものだと思っていました。ところが!!150年前にナイチンゲールはすでにその重要性を予感していたわけです!! すごすぎませんか?

 

ナイチンゲールのこの成果を見ると、

・圧倒的な奉仕力。生命の危険がある場所で全力でケアに臨んでいるパッション!!

・看護に対する観察眼とセンス。まだまだ医学が今と比べて劣っている時代に、完全に現代と遜色のない取り組みをしていたわけです。150年も進んだ取り組みだーっ!!

これを34歳でやってのけるわけです。完全に超人レベルですよね!!マンガ『キングダム』風に言うと、「傑物の類」です!!

 

いかがでしたか? ナイチンゲールが歴史上の偉人として扱われている理由が良くわかりますよね〜。とんでもねぇっす。繰り返しですが、当時まだ34歳。ここからまだまだナイチンゲールは活躍していくわけです。身が引き締まりますね。またどこかのタイミングでナイチンゲールのその後をご紹介しようと思います。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

 

 

▼同じ歴史上の女性ですが・・・。マリーのアントワネットさんのお話▼

learningwalk.hatenablog.jp

薬なの?機械なの? その名も、ナノマシン!!

いかがお過ごしでしょうか? 更新が少し空いてしまいました・・・。 早いもので、2月も後半戦ですね〜。

 

寒さ真っ盛りのこの時期、みなさんは風邪などひかれていないでしょうか? 風邪といえば、お薬! 「とりあえず風邪薬飲んでおけば無敵!」みたいな、ありがたい存在ですよね〜。そんなお薬ですが、副作用があったりしますよね? それって、「身体の中の目的地」以外の場所に薬が作用してしまうから。万能ではないんです・・・。 じゃあ、「身体の目的地」にだけ届く理想の薬ってないわけ?

本日はそんなお話。

 

こんなフォルムのナノマシンだったら、イヤですね・・・笑

 

 

本日ご紹介する番組はこちら。ご存知『サイエンスZERO』。最新の研究をわかりやすく解説してくれる、良い番組ですよね〜。

 

www.nhk.jp

 

本日は、「副作用がない」=「目的地にだけ届くお薬!」について。いくつかの研究アプローチはあると思うのですが、この番組で紹介されていたのは・・・

 

ナノマシン!!!!!

 

・・・マシン!? 薬じゃないじゃん!!!!

ご指摘はごもっともです。でもね、この「ナノマシン」。名前は「マシン」がついていますが、メカメカしたものじゃないんです。分子を機械部品のパーツのように組み合わせて人工的に作ったもので、さまざまな機能を搭載できるスグレモノ!! もっと詳しく言いますと、私たちの身体を作るたんぱく質、さらにその材料であるアミノ酸の高分子がナノマシンの材料。ここに、身体から異物だと認識されないように、隠れ蓑として働くポリエチレングリコール(PEG)って物質をくっつけてやります。この高分子は油と仲良が良く、PEGは水と仲良しな性質があります。そうすると、水の中ではPEGが外側に、高分子が内側になって、丸い構造(ミセルって言います。石鹸と同じ構造!)になるんです。このサイズが、ちょうどウイルスくらいの大きさなんですって!小さい〜!! さらに、この丸い構造の真ん中部分にお薬成分を入れてやるんです。これが「ナノマシン」。よくできてますね〜。

 

これがミセルの絵。水と中の良い部分(緑の丸)が外側に出て丸くなります。
洗剤なんかもそう。界面活性剤って言いますね。

https://kanri.nkdesk.com/hifuka/yougo14.php

 

ちょっとわかりづらいですかね? ナノマシンの構造です。
下の方の丸い青いのがナノマシン

https://www.amed.go.jp/news/release_20171019.html

 

 

このナノマシン、がん細胞の攻撃用に作られているものもあるのですが、私が印象的だったのが、「脳へお薬を届けるナノマシン! なんで脳への薬がすごいの? 

 

と言いますのも。脳って、超大事な器官じゃないですか? だから、菌やウイルスが血液に乗って入ってこないように、ガードがすごいんです! 脳の血管は非常に密になっていて、異物がほぼ入れない構造になってるわけ。ただ、そのガード力がアダになって、薬も脳には非常に届きにくいんですって・・・。実際、アルツハイマー薬の脳の蓄積率は、投与した薬剤量のの0.1%くらい。全然薬が効かないわけだ!! 脳が原因で発生している病気は70%程度ととても多いのですが、肝心の脳への薬の投与が困難なんですね・・・。これは大問題。。

 

そこで研究されているのが、脳専用のナノマシン! 着目したのが、脳の唯一の栄養源である糖。脳の血管には、グルコースが通れるゲート(チャネルって言います)が存在しています。そこで、ナノマシンの表面にグルコースをくっつけてみたところ、効果アップ! でも、まだまだ脳に届く量は少ない・・・。まだ工夫が必要です。

 

次に注目したのが、空腹!! 実は、このグルコースを通すゲート、脳の内側と血管に接する外側とで移動するんです。脳がグルコースをいっぱいゲートを通すのは、当然お腹が空いた時。これって、血糖量が少ない(空腹)とグルコースを通すゲートが脳の血管側に移動し、血糖量が多くなる(お腹が満たされる)と、グルコースのゲートが脳側へと帰っていくからなんですね。これを利用して、血糖を下げた状態でさっきのナノマシンを投入してグルコースのゲートにくっつけて、血糖量を上げてゲートを脳側へと移動させることで、効率的にナノマシンを脳内に運ぶ方法を考案。この方法が大成功!! なんと、これによって100倍も薬を積んだナノマシンが脳に届いたんですって!! 人間、頭良すぎますよね〜〜。

 

ということで、本日はお薬を身体の中に届けてくれる、「ナノマシン」に関するお話でした。将来期待できる技術ですよね!! 早く実現してくれると良いですね〜〜。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

日本人的ゴマ擦りの由来! そして現代風に名付けてみた!

いかがお過ごしでしょうか? 仕事をされている方は、上司の方とどんなコミュニケーションを取られていますか? もしくは、学校に通っている方は、先生とどんな関係を気づいていますか? そんな目上の方との関係において、日本人的必殺技 ”ゴマ擦り” !! 良い悪いではなく、まあ一つの手段ではありますよね! 本日は職場ですご〜くゴマを擦っている方がいましたので、そんなお話を。ゴマ擦りの語源ってなんでしょうかね?

 

ゴマ擦りをする人のことを胡麻擦人(ごますりんちゅ)とは言いません

 

久しぶりに気持ち良いほどのゴマ擦りをされている方を見かけまして、「いっそアッパレ!!」って思ってしまった今日この頃です。「周りで見ていて不快」とか意見があると思いますが、まあ上司との関係がその "ゴマ擦り" でうまくいくのであれば個人的には問題ないじゃん派です。

 

なんでこんな話をしているかと言いますと。

 

なんでゴマを擦るって言うわけ!? 語源的なのはあるの!?

 

って思ってしまったからなんです。

ゴマを擦るあのポーズが重要? 

それともゴマが大事? 

豆とかじゃダメだったの? 

 

気になりませんか? ということで、調べてみました!! いくつか説があるみたいですが、メジャーな説があるっぽいですね。

 

結論から言いますと・・・

「ごますり」の語源は、すり鉢ですり合わせていく胡麻があちこちに飛び散り、顔や体、テーブルなどに当たってくっついていく様子から来ていると言われています。あちこちにくっつく胡麻を、“自分に利益があれば誰構わず媚びへつらう様子・人”にたとえています。

https://biz.trans-suite.jp/19264

 

だそうですね。思ったよりも直感的な例えじゃないっ・・・!!! 意外とわかりにくい・・・!!! なんか、別にゴマじゃなくても良さそうですよね? 「どこかしこにくっつく何か」であれば、意味は通じそう。 せっかくなんで、現代風に言い直してみたくないですか!? 何がありますかね・・・?

 

例えば、あれとか? 草むらとかに入ってると、ズボンにめっちゃくっつく謎の実みたいなやつとか。毛が生えてて、めっちゃ服の繊維に絡みついててテンション下がりますよね・・・。

 

これこれ!! オオオナモミっていうらしいっすね

https://www.honda.co.jp/philanthropy/hondawoods/forest/library/017/

「ゴマ擦り野郎!!」とかの悪口ではなく、「オオオナモミ野郎!!」とかになったら。 語呂が悪いし、悪口っぽくない・・・笑。 イマイチですね。 まだなんかひねり出せそう・・・。

 

もしくはアレですか? スライム。 あの子もところかまわずくっつきませんか? 

 

これこれ!ビミョーにカスが残ったりするんですよね!

https://gbttf.com/slim/

 ・ゴマを擦っている → スライムってる、スラってる

 ・ゴマ擦り野郎! → スライム野郎!!

語呂や悪口具合もちょうど良さそうですね!(なんの話だ!!)

 

 

ということで、お後がよろしいようで。何も得られる内容ではなくすみません・・・笑。本日は「ゴマ擦り」について。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

 

 

▼そういえば、「ほっぺが落ちる」にも疑問を抱いたことが・・・▼

learningwalk.hatenablog.jp

超話題の「ChatGPT」! ブログ界隈への影響は!? ネガティブに考えてみる。

みなさま週末でおやすみでしょうか! いかがお過ごしですか? 昨日から「ChatGPT」についていろいろと書かせていただいております。世の中を変える「ゲームチェンジャー」的な存在になりそうなサービスですよね。そんな「ChatGPT」が私たちブログ界隈にどんな影響を与えるのか?っていうのを妄想しております。

 

本日はその続きになります。

 

今回は、ネガティブな影響について!考えてみました!

 

昨日は「ChatGPT」が私たちに与えそうな影響のうち、「良い感じの面」について書かせていただきました。やっぱり、とっても変化していきそうだな〜と。

▼昨日は「良い面」について。お時間あれば、本記事とセットでお読みください▼

learningwalk.hatenablog.jp

 

今回は、ブログをやってる界隈的に、ちょっとネガティブなんだろうなー・・・って部分について考えてみました。

 

正直、バッドなんじゃない?な面

ただの「変化」でしかないので、それが「悪い」のかどうかはなってみないと正直わかりません。ただ、個人的にはネガティブそうなだな~と思うことも挙げてみますね。

①そもそもブログが読まれなくなる!?

②ブログの書き手は減る気がする

③コメントをくれる相手は、本当に人間!?

④記事のレベルが二極化する

 

ということを考えました。どう思われますか??

 

①「なんでブログが読むれなくなんのよ!?」ですが。いくつかの理由があります。一番は、この「ChatGPT」、「検索」って概念を変えちゃうものなんですよね。ウェブ画面上で質問欄に質問を入力すると、回答欄に回答が返ってくるのが「ChtaGPT」。つまり、「検索窓にキーワードを入れると、該当のHPに飛ぶ」っていうこれまでの「検索」の流れが一切なくなるわけなんですね。そもそも、私たちが書いた記事のHPにアクセスすることなく、回答が返ってきてしまうわけです。なんということでしょう!つまりですね、SEO対策とか流入とかいったことが、全部なくなってしまう可能性があるわけです・・・。これって、ものすっごい変化だと思いませんか? 二番目の理由は、これまでもよく取り沙汰されている「娯楽の時間の奪い合い」です。もう私たちはめちゃくちゃ実感があると思うのですが、学校やら仕事やら育児やらが終わって一息着くと、あっという間に時間が経っていることありますよね? LINEしてTwitterを見てYoutubeNetflixを観てポッドキャストを聴いてブログを読んで・・・って感じで、正直永遠に時間が必要なくらいやりたいことがある状態ですよね。「ChatGPT」が生活にもっと浸透してくると、「ChatGPT」を元にしたサービスなどが多く登場し、さらに時間を使うことが増えると思います。でもでも1日は24時間・・・。これって、何かの時間を減らさないといけないですよね? となると、ブログを読みに行く時間を削る人もきっと出てくるんだと思うわけです。

 

 

これが「ChatGPT」の実物画面です。
「ブロガーへの影響」という質問に対して、こんな感じで回答をいただきました!
もうね、「検索」をしてページが表示されないんですよ!!

https://openai.com/blog/chatgpt/

 

②①とも関連することだと思うのですが、アフィリエイトアドセンスによる収益を期待してブログをされている方はけっこうな数いると思います。お小遣いから副業・本業にされている方まで様々。そんな収益を支えてきたネットの広告モデル。ところが、①の説明の通り、このモデルがふっとんじゃう可能性があると思うんです。「ChatGPT」による検索を飛び越えた返答ですね・・・。つまり、ページへのアクセスがなくなるわけです・・・。そうなると、当然収益は発生しなくなりますよね・・・。仮にそこまでいかなかったとしても、Googleさんの広告モデルがこのままノーダメージというころはないでしょう。ってことは、アドセンスによる広告費は減るのは確実なはず。収益を期待してやっていたブロガーさんは「ChatGPT」がらみの収益源(それが何かはまだわかりませんが)へと移動していってしまうかも・・・。むむむむ~。

 

③この「ChatGPT」が搭載する「生成系AI」は、「人間からの問いかけに、それっぽい返答をする」ことに秀でたAIです。チャットができるくらいですしね。文章上、自然な風にやりとりができちゃうわけです。つまり、ブログへのコメントだって、ユーモアだったり真面目だったりを混じえた感じでAIができちゃうってことですよね〜。これまでのネットの交流は、「誰かはわからないが、絶対に人間」でした。これからは、「すごいいい感じに絡んでくれるけど、本当に人間!?」って世界線かなーと。ネットのコミュニケーションという意味では、相手が人間だろうがAIだろうが、大きな実害はないのかもしれませんが・・・笑。

 

④これは「ChatGPT」の使い方次第なのかな〜と思って挙げてみました。昨日の記事でも書いたのですが、「ChatGPT」はまだまだ正確性に欠けることも多そうです。で、「ChatGPT」に記事を書かせる人は今後増えてくると考えると、それをきちんと校閲するとかどうかで、記事の正確性は天と地の差が出てくるはずです。うまく使えば、記事のクオリティは向上するはずです。優秀な情報収集&高速ライターですから。ただ、全員がきちんと校閲するわけはないので、しばらくはブログ界隈でジャンク(誤った)情報が溢れてくる気がします。そんで、さらに「ChatGPT」がそのジャンク情報を学習しちゃって、負の連鎖がつづいていく・・・みたいなシナリオを考えてみたり。Wikipediaを信用しすぎちゃいけないのと状況は似ていますが、その情報量が圧倒的に増えちゃうイメージですかね。状況の切り分けがきちんとできるかが問われるのかもしれないですね・・・。

 

ということで、色々と書いてしまいました。いかがでしたでしょうか? ここでひとつお断りをしておくと、私は「ChatGPT」に否定的なわけでは全くありません。むしろ、新しい技術の浸透には大賛成な立場です。何事も、「選択肢が増える」というのが「豊かさ」だと考えている派です。ただ、どんなものにも、「メリット」と「デメリット」があります。それは完全にその技術を使う人次第。どちらにも転ぶわけですよね。何か新しい技術が浸透してくると、「大きな流れ」に沿って「変化」が起こっていきます。そんな変化の波に楽しみながら遅れないように、しっかりと乗っていきたいな〜と思うわけです。

今回は「ChatGPT」の登場による、ブログ界隈への影響を考えてみました。完全に私の妄想なので、「そんなのは起こるわけないでしょ!」とかツッコミをいただくものもあるかもしれません。もしくは、「こんな可能性もあるんじゃない?」っていうものあるかもしれません。ぜひ色々と感想やご意見をコメントいただけますとありがたいです。

 

みなさんは、この「ChatGPT」の影響、どう思われますか?

 

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

超話題の「ChatGPT」! ブログ界隈への影響は!? ポジティブに考えてみる。

いかがお過ごしでしょうか? 三寒四温、春に向かってあと2歩くらい!!という気候ですねー。。

 

さてさて、最近話題になっている「ChatGPT」というサービスはご存じでしょうか? これはですね、ここ数年話題になっているAIを活用したサービスでして、「生成系のAI」なんて呼ばれたりしています。今までのAIとは、違っているんですね。これが今世間をにぎわせているんです!! なんで?AIなんて、ここ数年話聞くけど、今回は何が違うのよ?

【初心者向け】ChatGPTとは何か アカウント作成から使い方まで解説! | AI Academy Media

↑このサイトとか、わかりやすいっす。

 

どういうことかと言いますと。例えばですね、「こんな主人公のこんな小説書いて!」っていうテーマを指定すると、なんとすぐに書いてくれちゃいます!! AIが、小説を!! すごくないですか? これは画像でも同じ技術が使われていまして、「これ、実はAIが生成した絵です!」みたいなのは、今ネットでかなり出回っていると思います。

この絵、AI画像だと知らせずに出品したら、受賞しちゃった作品らしいです・・・
AI画像生成がコロラド州の芸術コンテストで優勝し「芸術の死」論争が沸騰 (axion.zone)

 

テーマを指定すると、人がやっているかのように文章や絵のアウトプットを高いレベルであっという間にやってくれる。そんな、まさに「ゲームチェンジャー」とも言える「ChatGPT」。当然私たちの生活を大きく変えてくれると思うのですが、ふと思うわけですよ。

 

 

こんな感じで毎日ブログを書いている私たちブロガーへの影響って、何があるわけよ?

 

ってね。ということで、本日は今言われていることから私が妄想した、今後のブログへの「ChatGPT」の影響について。

 

こんな未来も!?

 

 

もう一度おさらいですが、この「ChatGPT」。「こういうテキストの情報がほしい」と指示すると、あっという間に回答してくれるわけです。例えば、「このテーマでレポートを書いて!」とか、「この本を要約して!」とか、「ひげが濃くて悩んでいる八頭身のイケメン外科部長が主人公の、牛丼の吉野家を舞台にした青春ラブコメ小説を書いて!」とか。これはもうめちゃくちゃ便利。人が時間をかけてやっていたことが一瞬でできちゃうわけです。海外の大学や人材育成の場では、この「ChatGPT」を使用するのを禁止したりしているくらい。だって、手抜きでレベルの高いレポートができちゃうわけですからね。アメリカでは、GAFAM(GoogleとかAmazonとかアメリカのトップハイテク企業のこと)を中心としたハイテク産業のリストラが進んでいますが、「人を使わずにパフォーマンスを上げる」という流れにもがっちりとはまっていますよね。人がいなくても、書類の要約や資料作成もやってくれる。とんでもなく未来ですね~。

 

こんな画期的なサービスが現れた今、人々は使い方を模索している段階。日々いろいろな使い方が紹介され、そのうちそれが定着していくようになるんでしょうね。どんな使い方ができるんでしょうね? 例えば、会議の音声データを取り込めば、自動文字起こしをし、さらにはそれを予約した議事録をあっという間に作成してくれる・・・。人が残業していた議事録の作業が!!なくなる!!

 

では、このブログ界隈はどうなるんでしょうか? 当然良い面・悪い面があると思いますので、それを挙げてみようと思います~。

・・・書き終えてみて、めちゃめちゃ長くなってしまったので、本日は「良い面」だけ挙げさせていただこうと思います。

 

「ChatGPT」、グッド!!な面

①記事の作成が超簡単になる

②記事を書く際の調べ物が格段に楽になる

③正確な情報の記事の価値が上がる

④人ならではの文章の価値が上がる

⑤「ChatGPT」先輩が相談に乗ってくれる!?

 

というのを、ない頭で考えてみました。

 

①まずは「ChatGPT」に下書きを作ってもらって、そこから人が修正や追加をしていけば、あっという間に記事ができてしまうかもしれませんよね。実際、海外の新聞社(たしか、BuzzFeed)では、「人をリストラしてAIが記事を書くようにする」という報道で、株価が倍になる会社がでているんですね。きっとブログ界隈でも、「AIが書いた記事」がとっても増えてくると思います。「AI記事だけを投稿するAI風アカウントさん」なんかもでてくるんでしょうね~。

 

②ブログ記事を書く際に、いろいろと調べ物をして記事にすることはあると思います。この調べ物、意外と大変だったりしますよね・・・。検索して画像や文章を引っ張ってきたけど、引用元のHPを書き忘れた・・・。もう一回そのサイトを探さなきゃ・・・みたいなね。これを気にしなくてもよいのが「ChatGPT」。テーマを指定したら、全部調べて文章化してくれるんですもん。コピペするだけでOK!? そもそも、「引用」って概念が変わりますよね~。え、この場合、著作権とかってどうなるんですかね!?

 

③④一方で、正確さや感情を乗せた文章の価値は上がるでしょう。正確さという意味では、まだ「ChatGPT」はけっこう適当な感じ。それっぽく書いてあっても、調べてみると間違っていたり、そもそもそんな人物はいない!みたいなことまであるんだとか・・・。正確さを欠くこともままあるため、校閲が甘いと、一気に「不確実な記事」が出回る世の中になってしまうかもしれません・・・(AIの学習によって、その点は改善されていくと思うのですが・・・)。さらには、「旅行で感じたこと」や「本を読んだ感想」などは、まだまだ人の領分でしょう。要約と違って、「感性というみずみずしさ」ですからね。もしくは、大真面目な文章で急に「う○こ!!」とかぶっこんでくるみたいなぶっ飛び加減も、人間ならではなのかもしれません・・・笑。そういう意味でも、「人が書く正しくてみずみずしい情報」っていうのは、これまで以上に大事な存在になるのかもしれませんね。

 

⑤ブログの文章作成は、ある意味自分との闘いですよね。記事をアップしてコメントやいいね!をもらえると、「今回はなんとなく評判よかったな~」とかわかるわけですが、とにもかくにも、誰かに見てもらわないと評価はわからない・・・!! そこで現れたのが「ChatGPT」先輩!! 苦労して書き上げた記事を、パイセンに聞いてみるわけです。「この記事は評価得られそうかい?」って。そうすると、ネットで評価の高い記事と比べての類似点などから、評価を得られそうな記事かをコメントしてくれるでしょう!! 「今回の記事は、○○いいね!くらいが見込めそうです。」とか「△△PV程度しかいかないでしょう・・・」みたいにね。 頼りになるぜ! 「ChatGPT」先輩!!

 

とまあいろいろと考えてしまいました。やはり、かな~~~りインパクトはありそうですよね!! 長くなってしまったので、本日はここまでにします。明日はつづきで、「バッド・・・!」な点について、考えてみたいと思います。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また

なんでもっちり食感なの!? 「食品の食感」について、ゴリゴリに考えてみる会。

突然ですが、今日の夜ご飯は何を食べましたか? ふだん私たちが当たり前に食べる食品たち。あんまり意識はしていないですが、いっろーんな食感があるんですよね!!

 

しっとり・サクサク・パリパリ・ねっとり・ふんわり・とろーり・ごりごり・さっくり・もっちり・ざらざら・・・とかとか。 似ているものでも、ビミョーに違う食感だったりします。そう考えると、ちょっとした違いを感じ分ける人間の「歯」や「ベロ」の感度って、すごいですよね!!

 

 

本日は、そんな「食べ物の食感」にまつわる食品開発のお話。

 

なんでふんわりしてるの!? なんでもちもちしているの!?

 

先ほども思いつくままに書きました色々な食感たち。対応する様々な日本語もありますし、いくらでも挙げることができそうですよね? なんでも、日本語では「食感」を表す言葉が400語以上もあり、ほかの国に比べてもかなり多いみたい。日本人は特に食に敏感なのかもしれませんね!

 

そんな食べ物の食感。これって、どうやって決まっているんでしょうか?

 

なんでこんな話をしているかと言いますと、私も日々務めている「食品の開発」では、この「食感を作る」ことが仕事の一部でもあるわけなんですね。 例えば、お客さんから「もっちもち食感の肉団子を作りたいのよ〜」って要望されたら、「ガッテン!!」って言って、要望通りの肉団子を作らなければならないわけです。そうすると、「どうしたらもっちもちの肉団子ができるわけよ?」と頭をひねって考えて、作っていくんですねー。面白いでしょ?

 

ということで、本題の「食感」です。

これはあくまで私の経験則になるのですが・・・

 

「食品の構造」と「水分」

 

によって決まると言って問題ないと思います!!

 

これ、どういうことかと言いますと・・・

 

まずは「構造」について。ふんわり食感のパンケーキを考えてみましょう。六本木とかで食べるふわっふわパンケーキは、なんであんなに「ふわっふわ」していると思いますか? あれって、めちゃめちゃ空洞ができている構造なんです!! 要は、スッカスカの生地だから歯も入りやすいし、唾液に馴染んですぐにほぐれてしまうわけ。これが「ふわっふわ」に感じている理由なんですね〜。 レシピを見てみますと、まずはめちゃめちゃ泡だらけの生地を作ります。で、これを焼くわけなんですが、泡がつぶれてしまうと「ふわっふわ」にはならないので、泡をしっかりと支えてくれる卵をたくさん入れるわけなんです。しっかりと空気の泡は支えてくれますが、やはりお煎餅とかと比べると、めちゃくちゃ柔らかい。だからこそ、「空洞だらけの柔らかい構造」が「ふわっふわ食感」 を作り出してるわけなんです!!

 

幸せのパンケーキの再現レシピの一部。もはやメレンゲを使用していますよね!

https://recipe.rakuten.co.jp/recipe/1080014137/

 

 

幸せ〜ふわふわ〜

https://magia.tokyo/menu#sweet

 

 

続いて、「水分」について。

これは、いろんな食品を考えてみましょう。先ほどのパンケーキとか、プリンとか、お餅とかって、しっとり柔らかいですよね? 逆にお煎餅とか、イカのスルメとか、ビーフジャーキーとかって、めちゃくちゃ硬いですよね? これ、水分で説明ができるんです。「しっとり柔らかい」=「水分が多い」ですし、「硬い!」=「水分が少ない」んです!! こう考えたときに、「確かに、水分多いのに硬い食品ってないんじゃね?」って思いませんか!? ちなみに少し脱線するんですが、お煎餅とかスルメとかって、日持ちするじゃないですか? これって、カビとかの菌は「増えるのに水分が大好き」だからなんですね。一般的に、「水分が少ない」=「菌が増えにくく、日持ちしやすい」と言うことなんです!! 実は食品において、水分はめちゃくちゃ重要な要素なんです!!!

 

いきなり「食品は構造と水分よ!!」って言われても、ちょっとイメージしにくかったかもしれませんね・・・。私が食品を開発するに当たっては、「食感」を再現しようと思うと、「どんな構造をしているのか?水分は多いのか、少ないのか?」を毎日めちゃくちゃ考えて開発してるんですね〜。 だいたい食事するときに、「この食感って、どんな構造なん!?」とかよぎってしまいますね・・・笑。また別の機会に、もう少し色々と例を出しながら、詳しくご説明してみようと思います!みなさんも、今度食事をする際、「この食品はどんな構造をしているんや!?」って考えながら食べてみると、発見があって面白いかもしれませんよ!

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。