ビルの平和は私が守る！ エリート警備マンはどこを守るのか！？
年が明けまして、ふだんなかなか会えない人ともゆっくり会うことができています。そんな中でも、お仕事がある人も・・・。本当にお疲れ様です。
本日はそんなお話の中の、ほんの少しの学びを。
大手警備系の会社に勤められていて、バリバリ警備担当をされている方がいまして、お話を聞きました。その方とは夕方に会っていたのですが、その後勤務ということで、お仕事へと向かっていきました。確かに、警備系のお仕事は、人がいない時間にこそ成り立つ職業。。うーん、大変です・・・！！
そんな警備業ですが・・・
・男性はとりあえず入社すると「警備」か「エンジニア」に配属。「エンジニア」ていうのは、防犯機器の警報がなった際に対応し、急行するチームだそう。
・女性は入社すると、まずは飛び込み営業部隊に配属。
・中途入社は、とりあえず「警備」に回される。
・入社からの配属はいつまでかは不明で、その後に希望する部署へ異動の希望を出せる。
・警備先は、店舗やオフィスビル、商業施設、変わったところだとスタジアムとか。
って感じみたいです。どのタイミングで異動できるのか、見通しが立ちにくいのが大変そうです。スタジアムの中を警備できるのは、初めのうちは特別感があってワクワクしますが、すぐに慣れてしまうんだそう。まあ、たしかに人間ってすぐに慣れてしまいますよね・・・笑
また、
・「警備」については、同じ日に日勤と夜勤の連続勤務のことがある。つまり、9:00勤務開始で翌朝7:00まで、休憩1h・仮眠4hはあり。最悪、その7:00上がりの日の夜に再び夜勤がある・・・。
これはなかなかきついですよね。昼夜逆転は当たり前みたいですし、「日勤＋夜勤明け→夜勤」のコンボはもう「今が何月何日！？」状態になってしまいそうです・・・。体力がないとできないお仕事です。確かに、その方も「体力ドンと来い！」って感じの頼りになりそうなガタイしてました！！
ちなみに、花形の警備先は・・・
・大手百貨店
・空港
だそうで。「空港」は特殊感あって納得なのですが、「百貨店」？これはどういうこと？
その人曰く、百貨店は警備のオペレーションが複雑なんだとか。店舗警備の場合、翌朝までにやっておくシャッターの開閉が決まっているんだそう。つまり、「このシャッターは朝には開けておく」みたいな。で、ふつうのお店だとシャッターの数もそんなにないのでそこまで大変じゃないみたいなんですが、大手百貨店って、どんだけシャッターあんねん！？って感じ。これを指定された通りに開閉しておかないと、ミスがあった場合に「始末書」的なものを書かないといけないんですって・・・。それは大変だ。。 つまり、「百貨店」に配属されるのは、この複雑なオペレーションに対応できる精鋭部隊ってことらしいです。なるほどー。そんな事情があったのですね。知る人ぞ知る花形部署って感じです！
ちなみに、この話を教えてくれた方は「百貨店」担当だそう。颯爽と勤務へと向かっていくその背中は、心なしかプロ感がにじみ出ており、「プロフェッショナル」のスガシカオのBGMが聞こえてくるようでした。かっこいいー！
そんな年明けのコミュニケーションでした。お仕事、ご苦労様です。
本日もお付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また。
