フィンランドの国技とは!? 野球?いいえ! その名も・・・
今年も始まりましたね。 何がって? 相撲の初場所ですよ!相撲といえば、日本の伝統。そう、「国技」ですよね。
と、ここで気になってくるわけです。
「他の国の国技って、どんな感じなの?」
本日は、フィンランドの国技のお話。
ご紹介する番組はこちら。
色々な国のニッチな観光スポットを紹介してくれる番組です。
番組で紹介されていたのが、フィンランドの国技。その名も・・・・
ペサパッロ!!!
「相撲」よりは、なんかポップな競技な雰囲気の名前な気がします。ルールはと言いますと。
①攻撃と守備に分かれる
②ピッチャーがボールを投げ、バッターがバットでボールを打つ
③バッターは打ったら、1〜3塁→ホームベースの順番に走行し、ホームへ帰ったら1点獲得
④得点の多いチームが勝利!
まんま野球やんけ!!
と思いますよね笑。違うんです。確かに、野球をベースに作られたこの競技。ここまでの文章ではまんま野球ですが、ここから野球との違いを挙げます。
・ピッチャーはバッターの横に立ち、1メートル以上のにボールをトスするだけ。バッターはめっちゃ打ちやすいんです!
・打った球がヒットになるのは、コート内にバウンドした時だけ!野球で言うホームランみたいなカッ飛ばす球はヒットにならないんです。
・ベースの位置がジグザグ!!野球よりもベース間の距離があり、走者の速さが重要になります。
・フライがキャッチされても、アウトにはならない!原則走者へのタッチがアウト。
いや〜、これは完全に野球とは似て非なるスポーツですね!!このペサパッロ。野球と比べると、「必ず打てる」のと「ベース間の距離が遠く、塁を進めにくい」ことから、「戦略要素」と「走者のフィジカル」が重要になってくるようです。それもそのはず、ペサパッロは軍隊の訓練から生まれたスポーツなんだそうで!!頭を使って考え、瞬発力・膂力をもってゲームを進める。たしかに訓練にピッタリかもしれないですね。フィンランドがロシアから独立した直後に、国の軍事的基礎力を向上させる目的で1922年に考案されたペサパッロ。国を守るために作られたスポーツが「国技」っていうのは、軸がしっかりしていて良いですね。
フィンランドではペサパッロの「W杯」も開催されているそうで、なんと日本代表チームも参加したこともあるんですって!!しかしなかなか結果は出ず、最近の参加は見送っているようなので、ちょっと寂しですね・・・。逆に、今なら努力すれば、他のスポーツよりも日本代表になれる可能性が高い有望なスポーツと言えるのかもしれません!!一緒にやらないか!!
ということで、本日は「フィンランドの国技ペサパッロ」についての話題でした。この各国の国技シリーズは面白いので、時々調べてやっていこうかと思います。
本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。
それでは、また。