大統領をインタビューしてたら「オレは3人殺している」発言、どんな世界線・・・!?
今日は私が観たドキュメンタリー番組から。
これは衝撃的でした・・・
2021年にノーベル平和賞を受賞したマリア・レッサ氏の活動の記録なのですが、
ドゥテルテ大統領が怖すぎます・・・
この番組では、ドゥテルテ大統領就任後にフィリピンで起きた麻薬戦争の状況を取り上げています。
それまで麻薬が横行していたフィリピンでは、ドゥテルテ大統領が就任と同時に麻薬の撤廃を宣言。逆らうものは殺すと明言した。
その日から、麻薬の売人と思われる人間が殺されまくっており、警察が殺人グループに殺人を委託している可能性もあるということ。ドゥテルテ大統領主導の麻薬戦争で就任の2016年〜2019年までに2.5~3万人が裁判を受けることなく処刑された。
え?え?
・・・これってもう完全マフィア映画っすよね?
この麻薬戦争で大統領の関与を取材していたのがマリア・レッサ氏率いる
ネットメディア「ラップラー」。
当然大統領からも目をつけられ、マリア・レッサ氏は合計8回は逮捕状が出ているとか・・・
この番組で一番ビビったのが、
おそらくドゥテルテ氏が大統領就任後だと思うのですが、
マリア・レッサ氏と対面のインタビューをしているシーンがあります。
https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4623/
そのインタビューの中で、どーゆー下りなのかはわからないのですが、
(おそらく、暴力は必要?的な質問の下りなのだと思いますが)
「オレは3人殺していて、必要であればお前も殺すよ」的なことを言うんですよ。
え、大統領とのインタビューだよね!?
そんなこと、あります!?
マリア氏も苦笑いしつつ「・・・」って感じ。
いやいやいや。
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という世界線のお話でした。
そんな世界線で大統領を相手に報道を続ける記者魂、
薄っぺらい言葉しか出てこないですが、ちょっと想像を絶します・・・
なんというか、日本にも記者さんはいて、
全力でお仕事をされていると思いますが、
良いか悪いかではなく、全く貶しているわけではなく、
同じ業務でも、全く違う職業・違うメンタリティーなんじゃないかと思います。
イメージは軍隊に近いような。
ウクライナの戦時下で報道に関わられている方もそれに近そうです。
日々のモチベーションや喜びはどこにあるのでしょうか・・・?
決してドラマでも映画でもなく、
そんな世界線で闘いながら生きている人もいるのだ・・・
という現実を実感した次第です。
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今日の学び
・大統領のインタビューで「殺す殺さない」が飛び出る国がある
・同じ職業でも、国によって全く違う職業になりえる
世界は広いです。
まだまだ学ぶことも多いです。
今回もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。
それでは、また。