その現象の名は・・・「青木まりこ現象」!!
ふらっと寄れば人類の叡智に触れられる本屋さん。
みなさんは行かれますか?私は好きでよく行くんです~
もしくはTSUTAYAさんとか、図書館とか。
ふと立ち寄って何気なく本を選んでいると、「彼」がやってくることはありませんか?
「彼」です、「彼」。そう「便意」です!!
これ、私だけだと思っていたら、けっこう共通認識みたいなんですよね。ということで、少し調べてみたことを本日はご報告。
まずはこの現象には名前があった!!
共通認識どころか、なんと現象名が存在してしたんです!
その名も・・・
”青木まりこ現象” !!!
・・・意外な名前が来ましたね。誰なんでしょうか・・・??
これは、35年以上前にされたある投稿がきっかけとのこと。
1985年に発行された『本の雑誌』の読者欄に、「青木まりこ」という名前の一般読者女性からある投稿が。「本屋に行くと、なぜか便意を催す」という内容のもので、それを読んだ読者から「自分も同じ症状になる!」といった投稿が多く寄せられたそう。これがきっかけで「青木まりこ現象」という名前がついたんですって。
やはりみんなそうなんですね~。微妙に公で大っぴらに話しにくいデリケートな話題ですし、当時はインターネットもなく、ツイッターみたいな自由な発言の場も少なかったんだと思います。そんなときに、読んでいる雑誌で「本屋の便意トーク」が取り上げられ、みんなが抱えていた潜在意識が爆発!!みたいな状況だったのかな~と思っています。「青木まりこ」さんは当時29歳だったとのことで、若い女性がこの投稿をしたという話題性も手伝っているのかもしれませんね。
世界的にも・・・!
興味深いのが、英語圏でも「Mariko Aoki phenomenon」として認知されているんだそう。この現象が世界共通だということと、日本人の名前で世界にこの現象が認知されているというダブルの驚きです!! やはり、大きな声では言えなかったけど、あるある!というのも世界共通だったのもしれません。いつから「Mariko Aoki phenomenon」が認知されたのかは不明ですが、スキヤキ・ウマミ・マリコアオキ!みたいなノリで、世界的に最も認知された日本人名の1つなのかもしれませんね!!
当時29歳だったという「青木まりこ」さん。つまり今は66歳ということで、ご存命な可能性は高いですかね。このムーブメントの火付け役は今も世界のどこかで「青木まりこ現象」と戦っているのかもしれません!!
そもそも、何でこの現象が起きるの・・・?
これに関しては、明確な理由は不明とのこと。
諸説あるようです。個人的に納得感のある理由をいくつか挙げますね。
①本のインク説
本の印刷時に使用されるインクの化学物質に誘便作用があるという説。なるほど。ただ、TSUTAYAさんなどに行った時にも発生することがあるので、ちょっと説明しきれないですね。。
②大量の本を前にして神経高ぶる説
③トイレがない環境で不安を感じる説
精神的な部分が原因と考える説のようです。たしかに、電車でもプレッシャー感じるとダメな時ってありますよね。「脳」と「腸」は深く関係しているようなので、何となく納得感がある気がしますねー
これらはほんの一例でして、Wikipedeiaには山のような記載があります・・・
いかにみなさんが注目する身近な話題かということですね!
いつか人類はこの現象を克服できるのか、それともずっと付き合っていくのか。そして、人類と本屋の関係はどうなっていくのか。もしこのまま電子書籍が普及し続ければ、もしかしたら「青木まりこ現象」は過去の存在になるのかもしれませんね。どうなっていくんでしょう。とっても興味深いです。
ということで、本日は「青木まりこ現象」に関する話題でした。
お付き合いいただき、ありがとうございました。
それでは、また。