食品開発男子のゆる〜いマナビブログ

30代食品開発系男子の学びと日常のゆる〜い雑記ブログ

「今際の際」って、どんな感じなの!?

うーん。今回は刺激的なタイトルになってしまいました・・・

決して、スピリチュアルな内容ではございません。科学的な話題です。

 

せめて、マイルドな感じに・・・

 

どんなものにだって、必ずやってくる「終わり」。生き物でも、物質でも、こればっかりはどうしようもありゃしません。諸行無常っすねー

 

人間は生き物の中では寿命は長いほうですが、それでも、いつかはやってくるわけです。歴史を見ると、時の権力者なんかは、なんとか不老不死になれないかといろんな物に手をだして暴走したりしています。錬金術とかもこの発想ですよね。また、現代でも寿命を伸ばすような研究が進められていますが、未だに成功はしていません。一方で、平均寿命は上昇し続け、「人生100年時代」なんて言われたりもしています。人類の歴史は、「寿命に抗い続ける歴史」と言うことができるのかもしれません。

 

なんとか先延ばしにできないかと人類が腐心している「今際の際」。これって、どんな感じなのでしょうか? 想像したことありますか??

 

(※今回は不謹慎な表現にならないように気をつけましたが、扱うテーマ上、そのような表現で不快な思いをさせてしまいましたら、申し訳ございません。ご容赦ください。)

 

今回はこちらの番組。

www.nhk.jp

 

なかなか切り込んだ番組内容でした。ただ、あくまで科学的に「死」と向き合った内容で、大変興味深いものでした。

 

さて、「今際の際」問題です。

実際どんな感じなのか・・・?やっぱり辛いの??

もちろん、「今際の際」をちゃーんと経験した人から、感想を聞くことはできません。だって、亡くなっちゃったわけですからね・・・

ところが、唯一近い経験者に聞くことができるんです。そう、「臨死体験者」になら。

 

臨死体験者というのは、心肺停止後に蘇生を果たした人のことで、ある意味「三途の川」を渡りかけた方ですよね。そんな方々に「今際の際がどんな感じだったのか?」と聞いたアンケートが存在していました。もちろん大半の方が記憶はなく、10%程度の人しか記憶が残っていないそう。しかし、その記憶ありの方の回答を見ていると・・・

 

結果は・・・

1位:幸福感があった(56%)

 

という結果だそうです!!

 

理由を科学的に考察すると、

「心肺が停止して神経細胞が死に向かうと、その神経細胞が興奮して脳内麻薬エンドルフィンなどが放出されている可能性がある」んですって。

つまり、「今際の際」では、脳内麻薬がドバドバ出て、幸福感に包まれながら徐々に・・・って感じみたいです。

また、「走馬灯」も、この脳神経の興奮による夢みたいなものなんじゃないかというコメントもありました。最期に脳がひとしきり仕事をしているんですね・・・

 

このアンケート結果、けっこう救われませんか!?

いや、不謹慎なのは承知なのですが、最後が超痛いとかめっちゃ嫌じゃないですか・・・

なんか気持ちよく昇れるなら、ちょっと安心だなーって感じてしまいました。

(なんの話ねん!って感想ですが・・・笑)

 

ということで、今回は「今際の際」に関する話題をお届けしました。

お付き合いいただき、ありがとうございます。

それでは、また。