食品開発男子のゆる〜いマナビブログ

30代食品開発系男子の学びと日常のゆる〜い雑記ブログ

本物か、偽物か。それが問題だ・・・

みなさんは絵はお好きですか? 好きな画家さんの絵をゆっくり眺めたりすると、なんとも言えない幸福な気分になれますよね! しかーし!! 展示されている作品が、実は偽物だったら・・・? 我々素人には、正直まったく判別なんてできないですよね・・・。

 

本日は、そんなアートと贋作をめぐるお話。

 

芸術は・・・爆発だ!!

 

ご紹介する番組はこちら。

www.nhk.jp

 

90分と少し長いですが、贋作を見破る最新技術や贋作のプロのインタビューなど、とっても興味深い内容でした!!何回かに分けてご紹介しようと思うのですが、本日は近年のアート界の重大事件!「ルフィニ贋作事件」について。

 

まずは、フランスには贋作を専門に取り締まる国家組織があることをご存知ですか?その名も「フランス文化財密売取締本部」!!通称OCBC!!つまりは贋作Gメンというわけですな。さすが芸術の国フランス!!

このOCBC。ひと昔前までは、アート作品の盗難を多く扱っていたんですって。ところが、ここ10年で贋作がとっても多くなり、いまでは事件のなんと7割が贋作関連だそう!!贋作師が扱うジャンルや対象にする画家が着実に増えているのが原因みたいです。ずっと昔から贋作って多く存在していたのかと思いきや、ここ最近で贋作が爆増しているとは・・・。

 

で、今回のアート界を震撼させた「ルフィ二贋作事件」。まだ未解決事件だそうで。これ、なんで「アート界を震撼させた」かといいますと、

 

美術館で展示されている作品が必ず本物だ!!という信頼が崩れてしまったこと

 

に事件の本質があります。

 

どういうことなのでしょうか・・・。

事件の概要をざっくり説明しますと、

 

リヒテンシュタインの館(という美術館)は10年前に画家ルカスクラーナハが描いた『ヴィーナス』という作品を本物だと判断し、9億円で購入。しかし、この絵は贋作の疑いでOCBCに押収されてしまいます。この絵の販売には、自称アートコレクターのジュリアーノ・ルフィニという美術コレクターが関わっており、その他様々な中世の名画の販売に関わっていることも判明しました。つまり、ルフィニを介して購入した絵が芋づる式に「贋作かもしれない作品」となってしまったわけです。これは米メトロポリタン美術館や英ナショナルギャラリーといった世界的にも名門の美術館に収蔵されている作品も該当してしまいました。アートのプロ中のプロたちが鑑定していた、にも関わらずです・・・。中には贋作が決定してしまった作品も・・・。

 

これがクラーナハの『ヴィーナス』!これが贋作なのかは・・・不明!

http://blog.meiga.shop-pro.jp/?eid=792

確か、この絵が贋作だったはず・・・。 (違っていたらごめんなさい)
パルミジャーノ作『聖ヒエロニムス』
メトロポリタン美術館収蔵。

https://www.musey.net/mag/280

 

つまりですね、いま展示されている作品は、本当に本物なの?実は贋作なの? というのが曖昧になってしまったのです!!

 

これは確かに、「美術品の価値の信用」の根幹に関わる大事件。オークションなどで数億円とかで絵画は売買されますよね。その価値の担保も、プロの鑑定による「本物」というお墨付きなわけです。その鑑定結果が「信用できない」とすると、絵画市場は成り立たなくなってしまう!!!ぎゃー!! というわけなんです。

 

この『ヴィーナス』の鑑定結果についても、押収後研究機関にて鑑定が行われました。しかし、結果は「贋作である可能性が高いが決定的な証拠はなし」というひどく曖昧なものでした。購入したリヒテンシュタインの館はこの鑑定結果を受け入れず、本物であると主張していて、絵の返還を求めています(OCBCに押収されたままなので)。このルフィニという人物も書面でコメントを発していたので、おそらく捕まっていないのだと思います。今後の事件の行方はどうなるのでしょうか・・・?

 

贋作を判別する鑑定技術も日進月歩で向上し続けているのですが、今回のような断定できない結果になることも。「本物のアートの価値」と「それを毀損しかねない贋作師」の戦いは続くのです。進歩している贋作鑑定技術や贋作師についても、おいおいご紹介しようと思います。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

超絶寒いですので、ご自愛ください。

それでは、また。

尖った占いと、どんでん返し

占いって、信じていますか? 朝の星座占いとか、血液型占いとか、ついつい見てしまいますよね〜。運勢ラッキーな日にはテンション上がりますし、運勢イマイチな日には「まあ占いだしね」的な都合の良い解釈で、日々を生きておりまして。日常のちょっとしたスパイスになっていますよね!

 

本日は、そんな占いに関する雑記です。

 

占いは人生のスパイス!!

 

職場の休憩時間にお話をしていまして。話題は、昔ハマっていた占いについて。みんなが記憶を頼りに、昔のハマった占いを挙げていく。それ私もやったー!あったねそんなのー!見たなノリで。その中で、バケモノみたい占いを発表した猛者が現れます・・・・出てきた占いが・・・

 

自分の死亡日占い!!

 

縁起わっるー!! 知りたくないー!! ぎゃー!!とみんな口々に。そんなやばい占いがあったのか!?と阿鼻叫喚です。デスノートかよ!!と。まあ占いたくないですよね・・・。

 

で、みんなからは質問が噴出。よく話を聞いてみますと。この占いは、「死亡日」のみが占われ、「何歳」とか「何年」みたいなことは書かれていないんだそうで。

 

なおさら!!キツい!! 

毎年その日になると怯えなければならない!!

 

またぎゃー!ぎゃー!とみんな口々に。もう、あははうふふしていたゆるふわ占いトークは、突然のデスノートの存在で一気にホラートークの趣きに・・・。

 

しかし、最後にその占いを挙げた人が一言。

 

「でも、意外にやってよかったんですよー。なんかその死亡日が近づいてくると、『そろそろか・・・?』って思うと自分の人生の棚卸ができますし、死亡日を過ぎると、『今年も大丈夫だった!』って生きている喜びを噛み締められますしー」

 

なるほど!!!それは一理ある!!!

 

一同納得の嵐。雰囲気は一転、みんなこの占いをやりたくなってしまったのでした。

 

という占いにまつわるゆるふわ?トークでした。みなさんは昔やっていた尖った占いや、オススメの尖った占いはありますか?ぜひ教えてください!

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

温泉に浸かって考えた、お魚な気持ち。

私は温泉が大好きです。湯船に永遠に浸かることもできますし、サウナに入って汗を流すのも好きです! なんでそんな話をしたかと言いますと、ある番組を見た後、温泉に浸かっていて思ったことがあったのです。本日はそんなお話。

 

こんな感じで考えました・・・笑

 

その番組がこちら。

www.nhk.or.jp

 

「海の温暖化によって魚の回遊パターンが変化しており、魚種によって漁獲量が激変している」という現状を取材したドキュメント。

 

・・・なのですが、本日はもっと身近な部分に注目。なんせ、温泉に入っていて思ったことですから・・・笑。

 

それは、海水温度上昇の話地球温暖化の影響で、海の温度はやはり上がっているみたいなんです。番組によると、

日本周辺の海水温は2022年7月で見ると、過去30年の平均値と比較して2〜4℃高くなっている海域が多くあるとのこと。しかも、こうした傾向はここ5年ほど続いているんですって。

これ、人間からすると、「2~4℃くらいの上げ幅なら、そこまで問題なくない?」って思っちゃいますよね。正直私もそうだったんです・・・。

 

でもね、私は温泉の湯船で気づいたわけなんです!!!

 

そこの温泉は、湯船がいくつかありまして。で、各湯船には温度計がついているんですね。ちょうど今入っていた湯船が「42℃」。い〜い温度です!「とりあえず、いろんな湯船に入っときたいなー」って貧乏心で次の湯船に入りますと、けっこう熱めに感じます。温度計をみてみると、「44℃」。

 

水温2℃の違いって、けっこうエグいじゃんか!!!

 

と感じたわけなんです。よくよく考えてみると、私たちが生活する気温はあくまで空気。気体です。一方で、水温は当然液体。熱伝導率が全く違いますよね!!もうね、海は熱が伝わる伝わる。

 

しかもです。私たち人間は汗をかくなどの体温調節が可能ですし、熱ければ湯船から出たらいいですよね。しかーし!!お魚たちには体温調節機能がないですし、住んでいる海からは脱出することはできないわけなんです!! 温泉の2℃でも熱いし、ましてや4℃も高かったら茹だるわ!!って感じ。これは確かに、死んじゃう個体も多く出ますし、回遊パターンを変えてしまうのも納得の超悪影響です・・・。

 

ということで、温泉にのんびり浸かっていたら、なんかお魚に感情移入してしまったというお話です。なんとか、持続可能な環境を維持していきたいですよね・・・。

気づいてみれば、本日でブログを始めて2ヶ月が経ったとのこと。いつもいいねやコメント等いただきまして、本当にありがとうございます。話のネタにでもなるような、少しでもお役に立てる記事を書いていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。

それでは、また。

 

▼海つながりで、イカのお話も。ご興味があれば。▼

learningwalk.hatenablog.jp

選ばれたのは、イカでした。

私たちの身の回りには、様々な「材料」が存在しています。硬〜いコンクリートだったり、ビヨンビヨンなゴムだったり、お肌の保湿をする化粧水だったり。普段は全然意識していないのですが、実はコスパが良くて、機能性の高い物質が使われている「技術の結晶」だったりします!! そういう「ハイスペックな材料」というのは、「何かと何かの掛け合わせ」であることもけっこうあるんだそうで。

 

今回は、かなーりぶっ飛んだ「何かと何かの掛け合わせ」をした研究のご紹介。

 

選ばれたのは・・・

 

紹介する論文はこちら。

research-er.jp

 

北海道大学がNPG Asia Materialsという材料科学誌へ投稿した論文になります。タイトルは・・・「精緻な異方性と傑出した耐破壊性を有する、イカと合成高分子の複合によるダブルネットワークゲル」。う〜〜ん、変な文字が見える気がするのですが・・・笑。今回は、完全に内容のインパクト度合いで選んだ論文になります笑。

 

結論から言いますと・・・

 

イカとハイドロゲルを掛け合わせたら、良い材料ができました!!

 

って内容。ん?見間違いかな!?

 

イカ!? あの足が10本あるイカ!?

 

この子

 

そう、あのイカなんです。なんてことをしたんだ!!笑 完全に『鋼の錬金術師』のやっちゃいけない錬成じゃないですか!!

 

これはトラウマ・・・

https://altoria.jp/15332/

 

と冗談は置いておいて。インパクトが半端ない論文ですよね!? 冒頭でも触れましたが、材料科学の世界では、性質が異なる材料を掛け合わせることで、高性能な材料を作るというのは良くある手法だそうで。もう少し専門的に言うと、材料を壊れにくくする一般的な手法として、異なる性質を持つ複数の素材を組み合わせた「複合構造」や、材料構造に方向性を持たせる「異方性」の導入が知られています。

 

例えば、鉄筋コンクリート。あなたの家でも使われているかも。これは実は「異方性」と「複合構造」を掛け合わせた材料なんですって!特定の方向に配列した(つまり異方性のある)鉄筋をコンクリートと複合させることで耐破壊性を獲得したのが鉄筋コンクリートで、建築に広く使われているわけなんですね。そうだったんだ!!

 

で、なぜ今回「イカ」が贄として選ばれてしまったかと言いますと・・・。高分子ハイドロゲル(以下、単にゲルと呼びます)という物質があります。これは柔軟で水を含んだゼリーに似た材料でして、皮膚や筋肉などの生体軟組織とよく似た特徴を持っていて、生体代替材料・医療材料として期待されているんです。でも、一般的なゲルはゼリーや豆腐のように極めて壊れやすい材料なので、丈夫なゲルを合成するという課題があったわけなんですね。

ここで選べれたのが「イカ」というわけなんです!!!

 

イカを材料の視点から見てみると、柔らかく多くの水を含んだハイドロゲルと言えます。さらに、多くの生体軟組織は高次な生命活動を行うために異方性を持っています。例えば筋肉は、内部で筋線維が配列した異方的構造を持っているために、線維の配列方向に沿って伸縮することができるんです。そんな異方的柔軟材料であるイカの生体軟組織を合成ゲルと複合させることで、極めて丈夫な複合ゲルが得られると考えられたわけです。研究者の発想、イカの身体並みに柔軟!!

 

実際にイカの外套膜(水中で動くための筋肉)を使い、ハイドロゲル材料をイカに染み込ませて高分子ゲルを作ってみると、「めっちゃ丈夫やん!!」ってなったんですって。イカの筋繊維の「異方性」がゲルにきちんと組み込まれたんですね。

 

もうね、説明の図とは思えないインパクト。頭に入ってこないですよね笑

https://research-er.jp/articles/view/118363

将来、このイカハイドロゲルが手術とかで私たちの身体に使われることもあるかもしれませんね。そうなったら、笑ってしまったことに土下座をし、イカに感謝しなければならいなですね!!そんなクスッとする未来が来るのかも。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

静けさを感じる心

本日は短めですが。

 

穏やかな景色。どう感じるか・・・

 

こちらの番組で印象的だったことを。

 

www.nhk.jp

 

タイトルの通り、南アフリカケープタウンを舞台に抗争に明け暮れるギャングの実態を伝えたドキュメンタリーです。ギャングって聞くと、「超怖い狂気の集団」みたいなイメージを持っていたのですが、話してみると、ふつうの若者たち。ギャングになったのも南アフリカの貧困が原因で、仕事がなくて、仕方なくギャングをやっている人が多いみたいです・・・・。このケープタウンエリアには、小さなエリアになんと50ものギャング団が乱立してしまっており、薬物等の密売のエリアの奪い合いが日常茶飯事。2~3日に1度は銃撃戦が起こっていて、誰かしら仲間が殺されてしまうという殺し合いの負のスパイラルが発生してしまっています。

私たちと変わらないようなふつうの人が、貧困のせいで、仕方なく殺し合いに参加せざるを得ない状況。綺麗事ではどーにもならないから陥ってしまっている状況ですが、やはり胸が痛みます・・・。

 

番組で印象に残っているシーンがありして。ギャングに所属するも、改心を考えている若者がいまして、話し合いのために閑静で安全な住宅地に連れていくシーンがあります。平和なその土地では、抗争に巻き込まれる心配もないため、不安はないはずです。ただ、その若者は言うんです。

 

「静かすぎて、怖い。抗争が始まる前の静けさだ・・・」

 

穏やかで平和なはずの風景を、穏やかな心で感じることができない。そんな日常を望まずに過ごしている人が、おんなじ地球にはいるんだなーってこと。重く受け止めてしまうとネガティブに引っ張られてしまって生活がアレなのですが、でも忘れずに心にとどめておこう。そう思った次第です。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

バグってやがる・・・! トイレ事情の歴史!

「もうあの人とは価値観が合わないわ!!」なんてこと、あると思います。それが恋人だろうと、友人だろうと。そりゃそうですよ。いくら仲が良いとはいえ、他人ですからね。でも思うんです。「同じ時代に生きている時点で、ある程度の価値観のOSは一緒なんじゃない?」って。

 

今日は、そんな価値観OSが違いすぎて「バグってやがるっ・・・!」と感じたことを。なお、この記事は食事中には読まないでくださいね!!(食事中には読まないか笑)

 

現代スタイル!

 

本日ご紹介するのは、こちらの番組。

 

www.nhk.jp

トイレを切り口に、歴史を辿っていく内容です。面白いです。

 

普段当たり前すぎてあまり意識をしないトイレ。どんな歴史なんでしょうか?トイレは、古代ローマの遺跡からも発見されており、歴史は長いのです。生物である限りは排泄は必要な生理現象ですし、外でしていると獣などに襲われるリスクもありますからね。踏ん張っているときに襲いかかられたりなんかしたら、それはもう言葉通りの丸腰です・・・。

 

時代を経て変化してきたトイレは、1770年代に現在に通ずる「水洗式トイレ」が発明されます。そこからは、衛生面や臭いの面でどんどん洗練され、現代のスタイルへと進化していくわけです。日本では、さらに清潔さを求めて「ウォシュレット」が開発され、それが世界へと広まっていきます。いまでは生活に欠かせない「ウォシュレット」ですが、開発は大変だったみたいです。「何℃のお湯が最も快適か?」の追求だったり、「水を噴射しても漏電などで壊れない装置」の開発など、多くの課題をクリアしてできた商品だったようです。別番組ですが、『プロジェクトX』でやっていました。

 

さらに現在の最新トイレになると、

 ・超節水で環境に優しい!!(1960年代に一度に20ℓ必要だったのが3.8ℓに!)

 ・糖尿病や腸内環境の測定!!

 ・排泄物の再利用トイレ!!

 ・水不要のトイレ!!

など超未来的なトイレが作られているようです!!50年後のトイレは、どうなっているんでしょうね〜〜。夢が膨らみます。

 

 

で、冒頭の「価値観バグっているポイント」なんですが、過去のトイレ事情にあるんです。「現代人のOSとは全く違うよね〜〜」と強く感じてしまいました。

 

古代ローマ時代、青空トイレになっていて、隣人と話す社交の場だった!!

お風呂のノリかな?? 大の時に会話ってできるものなの?? 踏ん張ったり、お腹痛かったり、それどころじゃなさなさそうですが・・・笑

 

この穴のところに座りながら、談笑していたんですね!

https://serai.jp/tour/1025439

 

②19世紀くらいまで、ヨーロッパではバケツに大をして、窓から外に投げ捨てていた!!

地獄絵図かな?? 鳥のフンじゃあるまいし!!絶対浴びちゃう人出てきますやん。外をのんびり歩けないです!!なお、バケツの名前は「ティンバーポット」というそうです。なんかおしゃれな名前で、逆に腹たつ!笑 この風習のせいで、コレラなどが大流行してしまっていました・・・。臭い的にも衛生環境的にも最低です・・・。

 

イヤァーーーーーー!!!

http://www.wtnb-bnz.jp/blog/medieval/heels

 

いや〜〜。21世紀的OSの私たちにとっては、完全にバグった価値観ですよね・・・!!社会・時代が違うと、こんなに人間の行動って変わるんですね!!これを見てしまうと、「いまの時代の人とは、価値観ほぼ同じやん。揉めてるの、しょーもな!」って思ってしまった今日この頃でした。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございます。

それでは、また。

どのくらい知ってます!? 米ホワイトハウス!!

みなさんはどんなお家に住まわれていますか? 賃貸? 持ち家? もしくは社宅だったりするのかもしれません。いずれにしても、人生の一定期間の住処となる家はとっても大切ですよね。

 

本日は代々あの人たちが暮らしている「ある家」について。

 

本日はここが舞台・・・

 

本日ご紹介する番組はこちら。

www.nhk.jp

 

 

アメリカを代表する建物であり、アメリカの政治の中心でもあるホワイトハウス。新聞に名前が載らない日はないのではないでしょうか? 恥ずかしながら、私は「ホワイトハウスって、大臣とかが集まって会議とかしている政治の中心的なオフィスなんでしょ?」って思っていました・・・。まあある意味では間違っていないのですが、ホワイトハウスって、

 

大統領の住居

 

でもあるんですね!? 住んでたんだ!? いやー、恥かしながら知らなかったっす。もはや会社に住んでるようなものですよね・・・。社畜中の社畜と言えるのかもしれません。そんな小さなことを言いているうちは凡人も凡人。国に人生を捧げるような覚悟がないと、超大国アメリカの大統領にはなれないのでしょう!!

 

トランプさんも、バイデンさんもここに・・・

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%83%AF%E3%82%A4%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

 

そこで気になるのが、ホワイトハウスの中って、どうなってるのよ?」という点。どんな感じだと思いますか?

 

ホワイトハウスは正面から見て、中央が「エグゼクティブ・レジデンス」、左右に「ウエストウイング」と「イーストウイング」という構造になっています。

 

こんな感じだったんだ!

https://gigazine.net/news/20180129-what-inside-of-white-house/

「エグゼクティブ・レジデンス」は、大統領とその家族が暮らす公邸になります。バイデン大統領は、現在ここに住んでいるのです!!2階が歴代大統領の居住エリアになっていて、寝室は代々同じ部屋年だとか。まさにキングベッド!! また、外国首脳など要人との会談、条約・重要法案の調印式、重要な記者会見、などの多くの行事が行われる場所でもあるんだそうで。地下2階から地上4階の計6フロア!!広いですね〜〜。

 

ここが大統領居住フロア!部屋の数がエグい!!迷子になります!!
マインドワンダリング!違うか!

https://gigazine.net/news/20180129-what-inside-of-white-house/

正面左手の「ウエストウイング」は、まさにアメリカ政治の中枢!!大統領執務室をはじめ、閣議室、国家安全保障会議室のほか、副大統領、首席補佐官、大統領補佐官、報道官などの上級スタッフのオフィスが入っています。とりあえず、聞いたことのある偉そうな役職の人全員集合してる感じっすね。さらに、地下にはアメリカ軍や関係機関と情報連携をしているシチュエーションルームもあるんだそう。

 

正面右手の「イーストウイング」はファーストレディやそのスタッフなどのオフィスが入っている建物。なんとここには映画館もあるんですって!!自宅に映画館!!でも大統領!!羨ましさよりも、重圧の方が勝ります・・・。スピーチの練習をすることもあるみたい。どんっっなに大声で練習しても、絶対に大丈夫!そう、大統領だからね!!

また、地下には核シェルター機能を持った大統領危機管理センターがあります。やっぱり核シェルターってあるんだ!!9.11の同時多発テロ発生時も、この部屋で政府高官たちが対応していたみたいです。

 

ということで、今回はホワイトハウスについて。歴史とかにも触れたかったのですが、それはまたの機会に・・・。この白いアメリカの政治の中心地で、どんな生活・どんなドラマが繰り広げられているのでしょうか? もしももし、間違って自分が住むようなことになったら、どんな間取りにするかな〜とかを妄想してみるのも、面白いかもしれないですね。想像するだけなら無料ですし笑。

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

金魚のフンになる私を助けてほしい

突然ですが、悩みを聞いてください! 金魚のフンにはもうなりたくないんです!!

 

ここを突破できないんじゃ!

 

みなさんは、

 

4ケタの数字

 

って覚えられますか? そんなの当たり前じゃん!バカなのか? とお叱りを受けそうですが、これがどうしてなかなか難しいのですよ・・・。

 

私が勤務する会社は入り口が電子ロックになっており、4ケタの数字を入力することで開錠される仕組みになっています。このランダムな4ケタの数字は月に1回変更されるため、月が変わるタイミングで数字を覚え直す必要があるわけです。

 

で、私はこの4ケタの数字がそれはもう病的に覚えられないのです!!笑  そんなに記憶力が悪い方ではない・・・と思っていたんです。が、月が変わっていざ覚えたつもりになっても、正直月の前半は壊滅的に入れない・・・。3回入力ミスをするとエラーがなってしまうので、2回ミスして入り口に立ち尽くす私。会社に入れてもらえず、誰かがきたら、「またですか!?」と苦笑いされつつ、金魚のフンみたいにくっついて入ることしかできない無能さです・・・。 なぜか、ちょ〜〜ど4ケタの数字を覚えられない頭の作りをしているみたいなんです笑。困ったもんです。

 

いろいろ工夫もしてみました。まずは語呂合わせ!! 「今月は惜しむな(0467)だな!!楽勝だぜ!!」とか思っていても、翌日には「あれ・・・、惜しむね?ねって何よ!?」みたいになって撃沈。 次は9個の数字を位置で覚える方法!!スマホのロック解除のスワイプ操作みたいなイメージ。「ふははは!身体が覚えているぞ!!」と初日はなるのですが、翌日には「なん・・・だと・・・?」ってなって撃沈。もう、劇的に才能なし。

 

ということで、私が会社で金魚のフンにならないために、4ケタの数字を覚えられる素敵な方法を募集します。どうか私を助けてください!笑

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

マインドワンダリング!! 起きている間の45%は心がお散歩している!?

みなさん、マインドワンダリングしてますか!? 何言ってるんだコイツは!!って感じですよね。でもね、きっとみなさんも毎日マインドワンダリングをしているはずなんですよ〜。どういうことなんでしょうか?

 

ということで、本日は謎の「マインドワンダリング」に関する論文のご紹介。

 

マインドが!!ワンダリング!!

 

research-er.jp

 

科学雑誌『Neural Networks』に掲載された、株式会社国際電気通信基礎技術研究所という会社の論文になります。

 

今回は「マインドワンダリング」という言葉に興味を持ち、こちらの論文を選んでみました。

 

マインドワンダリングってなによ?

日本語に訳すと、「心の迷走」って感じの意味のようです。「心の迷走」ってなにさ?私たちが生活している中で、集中が途切れてぼーっとする瞬間ってあるじゃないですか? 例えば、車の運転、勉強、会議など、何かに集中しようとしているのに、知らず知らずのうちに注意が逸れてまったく別のことを考えてしまう- みたいな。こういった心理現象のことを「マインドワンダリング」って言うんですって! なんか、「心のお散歩中」って言ったほうが可愛く聞こえますね笑。このマインドワンダリング、起きている時間の45%以上がこの状態だと言う説もあるみたいです。そんなに集中って切れてるんだ!?

 

このマインドワンダリングっていうのは、いいことなの?悪いことなの?

これに関しては、一長一短があって、一概には言えなさそうでした。

 

まず負の面からいきますと。もちろん、短期的には、集中すべき時に集中できないというのは問題ですよね。さらには、マインドワンダリングが日々の幸福度を下げる原因になるという研究結果も出ているようです。マインドワンダリングへ頻繁に陥ることが、抑うつなどの心理的問題に繋がるといった報告も。ボーっとすることでストレス解消になるのかと思いきや、意外にもけっこうメンタル的にネガティブな影響があるようですね。

 

一方でポジティブな影響はというと。マインドワンダリングが人の創造性に貢献することも示されているんだそうで。マインドワンダリングによって、本来無関係だったアイデアが繋がって創造的な思考が生まれるんだと考えられているみたい。創造的なアイデアの20%は、マインドワンダリングの中で生まれたものだという報告も。このアイデアにつながるっていうのは、なんかイメージ通りですよね!シャワーを浴びていて、なんかアイデアが閃くぜ!みたいなのも、このマインドワンダリングで説明がつきそうですね。

 

今回の論文はなにが新しい発見なのよ?

一長一短あるマインドワンダリングですが、これが自分で制御できたら、メリットだけ得ることも可能じゃないですか?でも、これまで自分で「いまマインドワンダリングきてるぜ!!」って気づく方法がなかったんですって。まあ、確かに? ぼーっとしてる時に、「いまマインドワンダリング中じゃね??」って、ならないっすよね。で、自分で「いまマインドワンダリングきてます」って気づけるようにしたよー!!っていうのが、今回の論文なんです。

 

AIに個人の脳波を読み取らせて学習させ、脳波でリアルタイムにマインドワンダリングの判別をできるようにします。で、測定をしてマインドワンダリング状態になると、音で知らせてくれるっていうシステムみたい。これによって、音で状態を把握できるようになり、マインドワンダリングの制御につながるかもしれないね!!って論文は報告しています。

 

今回は、論文の面白さというよりは、マインドワンダリングって現象が面白くて紹介させていただきました。生活の45%も占めているのだとすると、馬鹿にできないですよねー・・・。メンタルがネガティブにもなるかもみたいですし。ということで、この制御技術が確立されてくることも重要だなーと思った論文でした。このブログを読みながら、「心のお散歩」していませんか?笑 コントロールしていきましょう!!

本日もお付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。

 

▼過去の論文紹介もありますので、よろしければ▼

learningwalk.hatenablog.jp

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飛び道具的!10秒で気分転換できる方法!!

いかがお過ごしですか?週末ですね~

 

昨日はヨーグルトへの熱い思いを書いてしまいましたので、ゆる~いやつです。いいね!やブックマークを多数いただきまして、本当にありがとうございます。様々な方とつながることができ、本当に楽しいブログライフを送らせていただいております。感謝感謝です。

 

 

リラ~ックス!!

 

みなさんは、気分転換や息抜きって、何をされていますか? 音楽を聴いたりだとか、散歩をするだとか、ゆっくり寝るだとか、いろいろとあると思います。私も息抜き方法はいろいろあるので、いつか紹介したいと思いますが、本日は最近発見した道具的な劇的方法をご紹介。

 

それはですね・・・

 

部屋の椅子を、いつもと違う位置にして座ってみる。です。

 

・・・はい!? 何言ってんの?と言わないでください!!笑

 

いやいや、これが意外に超新鮮な気分になれるんですよ!! みなさんもきっと、いつもリラックスするときに座っている座椅子やソファーってあるじゃないですか?そこで飲むコーヒーや読書でストレス解消をされていると思います。けど考えてみてください。当然景色はいつも一緒。安心感はあるけれど、特に座るだけでは気分が変わらないはずです。

 

ところがですよ。椅子の位置をいつもと変えて座ってみると、見える景色が違う!!なんかそこで飲むコーヒーがいつもと違って感じる!!となること請け合いです。なんと、これが10秒あればできてしまうわけです!! ※個人差があるかもしれません笑

 

これは、たまたま私が椅子をふだんと違う所に避けて置いていて、本当にたまたま腰を下ろしてみた時に驚きとともに気が付いたことなんです。これは、新鮮だ!!と。勢いで本なんて読んでみると、「心なしかいつもより集中できてる気がするぜ!!」ってなってきたわけですよ。

 

ということで、気分転換をしたい時、だまされたと思って10秒だけ時間をください!笑 椅子を動かすだけなので、それで気分が変われば儲けものだと思って、是非!!もし効果がなかったらごめんなさい・・・笑

 

本日は、「飛び道具的気分転換方法」についてのお話でした。みなさんの気分転換方法もぜひ教えてください!

お付き合いいただきまして、ありがとうございました。

それでは、また。